糖尿病と肥満
日本人の糖尿病患者は700万人、疑いのある人は800万人と予想されますが、そのうち治療を受けている糖尿病患者はわずか300万人と言われています。
糖尿病の人は10年寿命が短いとの疫学データもあり、看過できない病気の1つです。
同じ糖尿病でも、白人はインスリン分泌が高いため糖から脂肪への変換が進み高度肥満糖尿病が多いのに対し、日本人は遺伝的にインスリンの分泌能が低いため血液中の糖が高くなりやすく、小太りでも糖尿病を発症するのでより注意が必要です。
肥満が糖尿病のリスク要因であるにも関わらず、糖尿病治療に使われるインスリンの分泌を高める薬や、インスリン注射を使用することにより肥満になりやすいことは、さらなる大きな問題です。
最近認可されたGLP-1(小腸から出るインスリン分泌ホルモン)の注射薬は体重減少効果が期待されていますが、長期使用ではリバウンドするとの報告もあり今後の検証が待たれます。
いずれにしても糖尿病治療の原則は、食事、運動療法が最も大切です。

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