高血圧の治療 ~やはり利尿薬~
今年9月にカナダで行われた国際学会で、血圧の薬の比較試験結果(ALLHAT試験追跡結果)が発表されました。
Ca拮抗薬、RA系抑制薬、利尿薬の各グループ別で3万人規模を対象とし、4~8年間、心疾患、脳血管疾患の死亡率を比較するという内容です。
発表者の米国アラバマ大学のOparil氏によれば
「利尿薬群と他の群において死亡率の差は無く、一部の心・脳血管では利尿薬が優れている」と述べています。
これらの薬の価格(薬価)は、利尿薬が1日量で10円ですが、Ca拮抗薬はその6倍、RA系抑制薬は15倍です。
さて、あなたの服用している降圧剤はどのグループでしょうか。
医療費明細書の薬の値段はいくらでしょう?
食塩摂取量の多い日本人こそ、安くて効果のある利尿薬を使うべきではないでしょうか。
最近の報告では、優先される血圧治療は、食事療法(総カロリー、塩分を減らす)と運動療法(歩くこと)の継続です。
日本人の塩分摂取量は、1日11g(米国:8g 英国:9g)と言われています。まずは10gを切り8gを目指しましょう!
※自分の塩分摂取量を知るには尿の塩分量の測定(自己測定試験紙)により可能です。
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