抗うつ薬(SSRI)の副作用の可能性
抗うつ薬を服用した方が他人に暴力をふるうなど攻撃性が増す症状があらわれたとして、厚生労働省は2009年5月8日、使用上の注意の改訂を決めました。
対象となる医薬品は、5製品
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)
・フルボキサミンマレイン酸塩 [商品名:デプロメール錠、ルボックス錠]
・パロキセチン塩酸塩水和物 [商品名:パキシル錠]
・塩酸セルトラリン [商品名:ジェイゾロフト錠]
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)
・ミルナシプラン塩酸塩 [商品名:トレドミン錠]
因果関係を精査した結果、パロキセチン塩酸塩2件、フルボキサミンマレイン酸2件については「他人を傷つける行為との因果関係を否定できない」ものと評価。ミルナシプラン塩酸塩については、傷害等の他害行為につながる可能性が集積されており、注意喚起を行う必要があると評価されました。
米国、欧州、カナダにおいても、現在の添付文書において興奮、攻撃性、易刺激性等の注意喚起が記載されています。
抗うつ薬を服用している方で、「イライラが強い」「怒りやすい」「攻撃的」などの症状があったら薬の調節が必要と思われます。
早めに医師、薬剤師に相談してください。

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